ランドスケープ｜スマートハイムシティ古里

空が大きく広がる17区画の
新しい戸建街区。
「スマートハイムシティ古里」。
ここに暮らす家族の時間が、心地よく、穏やかに流れていきます。

街区の東側から北側をつなぐ、L字型の機能的な通り抜け道路を計画。
幅員6.12mのゆとりある道路が、街区の日照・通風・採光性能を高めています。
南から西側にかけて低層の建物と農用地に接しているため、
比較的開放性の高いのびやかな住環境が確保されます。

街区の南西の緑地には、高木やベンチを配置し、公園として設えました。また、共用のゴミ保管庫を設置。管理がしやすいように地面は防草土で仕上げています。

ひとつの街として、統一感のある景観や緑豊かな環境を創出していくためのデザインガイドラインを策定しました。
ガイドラインによって生まれる「スマートハイムシティ古里」独自の美しい街並みは、
魅力的な景観と心地よい環境を生み出すとともに、未来につながる誇りとなることでしょう。

区画ごとにシンボルツリーとサブツリー、低木や地被類を適切に選定。建物や外構とのバランスをとりながら組み合わせることで、リズム感のある美しい景観を街の中に提供していきます。

シンボルツリーは樹種をヤマボウシで統一し、区画ごとの指定位置に植栽していただきます。サブツリーは各区画2本以上とし、常緑と落葉の樹種からセレクトしていただきます。

全区画共通の外構照明を設けます。シンボルツリーのライトアップと道路面を照らすことで、光の連続によるリズム感あるストリートスケープを生み出します。

東側道路に面する敷際は生垣植栽とし、歩道側に緑の潤いを提供します。また、すべての区画の植栽をできる限り道路から見える位置に配置することで、ゆたかな風景の創出を目指します。

見通しがよく死角ができにくいオープン外構を基本に計画していただきます。ご近所とも顔を合わせやすくなることから、自然に会話が生まれ、防犯意識や子どもたちへの見守り意識の高いコミュニティが育まれて欲しいと考えました。

お隣や対面する建物との見合いに配慮し、配棟や窓の位置を調整したり、2階から北側区画の主庭への見下ろしを避けるなど、それぞれのご家族のプライバシーを守りながら、日照や通風性能を確保し、相互に住みやすい環境の創出を目指します。